
Project Proposal · 2026
肩書きを脱いだ人間同士が、「生き方の選択肢」に出会う祭りをつくる。
Living options, as a festival.
コミュニティ企画
- 学生ネットワーク
- 47都道府県
- コミュニティ
- 2,000+名
- 最終目標
- 1万人
2026年6月に作成した企画書をもとに、コミュニティの取り組みとして育てています。掲載している数字は、企画書に掲げた目標です。
「正解のある生き方」への違和感
就職活動が解禁される3月、全国の大学キャンパスは一斉にリクルートスーツで染まる。「大企業→安定→幸福」という一本の道。
問題は能力でも意欲でもない。「そもそもどんな生き方の選択肢があるのか」を知る機会が、圧倒的に少ないことだ。地方でNPOを立ち上げた人、廃校を宿に変えた人、竹を素材に光の祭典を演出する人。型破りでも豊かな生き方をしている実践者が日本中にいるにもかかわらず、大学生がそこへアクセスする道はほとんど設計されていない。
出会いの不足と、「翻訳者」の不在
「コミュニティナース」と呼ばれる人たちが、医療の枠を超えて地域に溶け込み、人をつなぐ。スサノオ体験プログラムのような、神話と地域文化を融合させた体験の場も生まれている。こうした場は確かに存在する。しかし都市部の大学生がそこへ接続するための「翻訳者」がいない。DAO祭は、その翻訳者の役割を祭りとして実装する。
Encounter
- 01
都市の学生
- 02
祭りが翻訳する
- 03
地域の実践者
既存のキャリアイベントとの違い
既存のキャリア系イベントとDAO祭の比較
目的
既存のキャリア系イベント企業の採用・PR
DAO祭「生き方の選択肢」の提示
学生の立場
既存のキャリア系イベント「候補者」として評価される
DAO祭「担い手・共創者」として参加する
価値基準
既存のキャリア系イベント偏差値・TOEIC・インターン歴
DAO祭好奇心・行動力・越境経験
コンテンツ
既存のキャリア系イベント企業説明会・模擬面接
DAO祭実践者のリアルな話・フィールドワーク
軸
既存のキャリア系イベント東京・大企業中心
DAO祭地域・多様な働き方が中心
フォロー
既存のキャリア系イベントESの添削・選考対策
DAO祭現場への接続・継続的なコミュニティ
なぜ「DAO」なのか
レッテルを貼らない、多様性の祭りをつくる。
DAO(Decentralized Autonomous Organization)の思想の核心は「水平性」と「越境性」にある。DAO祭がこの言葉を使う理由は、テクノロジーの文脈ではない。「参加する全員が何かを持ち寄り、祭りそのものをつくる」という在り方を体現したいからだ。東京の学生も、地方の実践者も、自治体の担当者も、それぞれが対等な立場で「面白いもの」を持ち寄る場。
ミッション
01
選択肢を広げる
「知られていないが面白い生き方」をしている人たちと学生が出会える設計をつくる。一度の出会いで終わらせず、現場とコミュニティへの継続的なつながりを設計する。
02
担い手をつくる
学生自身がブースを持ち、プロジェクトを持ち寄り、地域の人たちと協働する。参加することが、自己成長と社会貢献につながる仕掛けを設計する。
03
エコシステムをつくる
祭りを軸に、人・お金・プロジェクトが循環するエコシステムを設計し、地域と都市をつなぐネットワークを育てる。
誰に来てほしいか
DAO祭の対象と関わり方
参加者
対象「何かやりたいけど何かわからない」18〜27歳の学生・若手社会人
関わり方体験・対話・現場接続
登壇者
対象地域で独自の活動を展開するクリエイター・起業家・NPO代表・研究者
関わり方登壇・コンテンツ提供
地域パートナー
対象先進的なまちづくりに取り組む自治体・NPO・農家・古民家
関わり方フィールドワークの場所・体験提供
スポンサー
対象若手人材育成・地方創生・SDGsに関心のある企業
関わり方資金協賛・共同制作
なぜ今、祭りなのか
地方では人口減少・高齢化・産業衰退が進む一方、東京は情報・機会・資本が集中し続ける。しかし逆説的に、東京の若者ほど「窒息感」を感じている。選択肢が多すぎて選べない、比較が激しすぎて自信を失う、横並びの競争に疲弊する。そういった声が増えている。
Z世代は「失われた30年」を見て育ち、物質的な豊かさよりも「意味」と「つながり」を重視する。求めているのは答えではなく「問い直す場」だ。DAO祭は、その問い直しを祭りという形で可能にする。
実施の日程は未定です。企画書では、1万人規模の祭りまでを段階で描いています。
- 01
Step 0
現場への参加
コミュニティの取り組みとして、現場への参加から始めます。
- 目標参加者 20名+
- SNSリーチ 1万+
- 02
Step 1
オンラインイベント
Zoomウェビナー(90分)と Discord での質疑(30分)。竹あかりの演出家、コミュニティの実践者、地域おこし協力隊のOGなどが登壇し、「面白い生き方」の入口を全国に届ける。
- 参加目標 200〜500名
- 03
Step 2
対面イベント 100人
学生ブース(10〜20チーム)、バッジ制の共通言語ワーク、フィールドワークを組み合わせた対面の実験。
- 地域パートナー 5組+
- 04
Step 3
1万人規模の多様性の祭り
メインステージ、地域ブース、学生ゾーン、フードエリア、体験ゾーンの5つで構成する。ap bank型の資金循環と、一般社団法人の設立を合わせて目指しています。
- 参加者 1万人+
- 地域パートナー 30組+
祭りが祭りを生む。ap bank型の循環
DAO祭は、イベントの収益を地域の社会的なプロジェクトへ還流し、その返済が次のイベントの資金になる、という循環型のファンディングを目指しています。参考にしているのは、坂本龍一、小林武史、櫻井和寿が始めた「ap bank」です。
- 01
イベント収益
参加費と協賛
- 02
一般社団法人
DAO祭の運営主体
- 03
地域の事業へ
低金利の融資・出資
- 04
返済・配当
次のイベントへ
学生が担い手になる仕掛け
学生ブース
学生チームが自分のプロジェクトや研究を展示し、発表する。メンタリングと資金の補助を付ける。
バウンティ型のタスク
運営のタスクをポイント制のオープンボードに出し、参加者が自由に引き受ける。
地域プロジェクトへの接続
フィールドワークや竹あかりの制作へ、継続して参加できる窓口を用意する。
スポンサーシップと価値の交換
フィールドパートナー
地域の企業・自治体
フィールドワークの場所と体験プログラムを出す。DAO祭との共同発信と、人材のマッチングを得る。
コンテンツパートナー
研究機関・NPO
ワークショップ、トーク、制作物を出す。Z世代へのリーチと、活動が社会に見えることを得る。
ファンドパートナー
スタートアップ・事業会社
資金協賛(30〜100万円)。人材を見つける機会、ブース出展、報告書への掲載を得る。
DAO祭で一番価値があるのは、メディアに出ない「静かな実践者」の話だと考えています。
01
登壇・コンテンツ
地方で活動する起業家、NPOの代表、農家、アーティスト、研究者、地域おこし協力隊のOB・OG。発表の形式も尺もテーマも、一緒に設計します。まずご連絡ください。
02
場所・地域
「学生に来てほしいが、入口がない」という地域の担当者へ。場所をフィールドとして出してもらえると、全国の学生をつなぐ仕組みごと持ち込みます。
03
協賛・資金
金額の大小は問わない。「こういうことに使ってほしい」という意図のある協賛も歓迎する。フィールド、コンテンツ、ファンドのメニューから選べる形式を準備している。
04
共同主催・運営
つくる側に入りたい学生と若手社会人へ。オンラインイベントの運営チームを募集しています。デザイン、広報、SNS、MC、記録。週2〜4時間から。
05
大学・ゼミ
授業やフィールドワークの単位として、DAO祭への参加を認定することを検討している教員へ。社会起業、地域社会学、まちづくりのゼミとの連携を目指しています。共同でカリキュラムを設計することもできます。

