Gugen株式会社

Project Proposal · 2026

肩書きを脱いだ人間同士が、「生き方の選択肢」に出会う祭りをつくる。

準備中

学生ネットワーク
47都道府県
コミュニティ
2,000+
最終目標
1万人
オンライン #01・目処
2026.07

これは2026年6月時点の企画書です。下の数字と日程は企画書に書かれた目標であり、開催日は確定していません。2026年7月、独自のプロダクトとしては本格化させず、コミュニティの取り組みとして続けることを決めています。

01

「正解のある生き方」への違和感

就職活動が解禁される3月、全国の大学キャンパスは一斉にリクルートスーツで染まる。「大企業→安定→幸福」という一本の道。しかし実態は、20代の約60%が「やりたいことが見つからない」と感じており、大学卒業後3年以内の離職率は約30%にのぼる。

問題は能力でも意欲でもない。「そもそもどんな生き方の選択肢があるのか」を知る機会が、圧倒的に少ないことだ。地方でNPOを立ち上げた人、廃校を宿に変えた人、竹を素材に光の祭典を演出する人。型破りでも豊かな生き方をしている実践者が日本中にいるにもかかわらず、大学生がそこへアクセスする道はほとんど設計されていない。

出会いの不足と、「翻訳者」の不在

「コミュニティナース」と呼ばれる人たちが、医療の枠を超えて地域に溶け込み、人をつなぐ。スサノオ体験プログラムのような、神話と地域文化を融合させた体験の場も生まれている。こうした場は確かに存在する。しかし都市部の大学生がそこへ接続するための「翻訳者」がいない。DAO祭は、その翻訳者の役割を祭りとして実装する。

Encounter

  1. 01

    都市の学生

  2. 02

    祭りが翻訳する

  3. 03

    地域の実践者

既存のキャリアイベントとの違い

既存のキャリア系イベントとDAO祭の比較

  • 目的

    既存のキャリア系イベント企業の採用・PR

    DAO祭「生き方の選択肢」の提示

  • 学生の立場

    既存のキャリア系イベント「候補者」として評価される

    DAO祭「担い手・共創者」として参加する

  • 価値基準

    既存のキャリア系イベント偏差値・TOEIC・インターン歴

    DAO祭好奇心・行動力・越境経験

  • コンテンツ

    既存のキャリア系イベント企業説明会・模擬面接

    DAO祭実践者のリアルな話・フィールドワーク

  • 既存のキャリア系イベント東京・大企業中心

    DAO祭地域・多様な働き方が中心

  • フォロー

    既存のキャリア系イベントESの添削・選考対策

    DAO祭現場への接続・継続的なコミュニティ

02

なぜ「DAO」なのか

レッテルを貼らない、多様性の祭りをつくる。

DAO(Decentralized Autonomous Organization)の思想の核心は「水平性」と「越境性」にある。DAO祭がこの言葉を使う理由は、テクノロジーの文脈ではない。「参加する全員が何かを持ち寄り、祭りそのものをつくる」という在り方を体現したいからだ。東京の学生も、地方の実践者も、自治体の担当者も、それぞれが対等な立場で「面白いもの」を持ち寄る場。

ミッション

01

選択肢を広げる

「知られていないが面白い生き方」をしている人たちと学生が出会える設計をつくる。一度の出会いで終わらせず、現場とコミュニティへの継続的なつながりを設計する。

02

担い手をつくる

学生自身がブースを持ち、プロジェクトを持ち寄り、地域の人たちと協働する。参加することが、自己成長と社会貢献につながる仕掛けを設計する。

03

エコシステムをつくる

祭りを軸に、人・お金・プロジェクトが循環するエコシステムを設計し、地域と都市をつなぐネットワークを育てる。

誰に来てほしいか

DAO祭の対象と関わり方

  • 参加者

    対象「何かやりたいけど何かわからない」18〜27歳の学生・若手社会人

    関わり方体験・対話・現場接続

  • 登壇者

    対象地域で独自の活動を展開するクリエイター・起業家・NPO代表・研究者

    関わり方登壇・コンテンツ提供

  • 地域パートナー

    対象先進的なまちづくりに取り組む自治体・NPO・農家・古民家

    関わり方フィールドワークの場所・体験提供

  • スポンサー

    対象若手人材育成・地方創生・SDGsに関心のある企業

    関わり方資金協賛・共同制作

なぜ今、祭りなのか

地方では人口減少・高齢化・産業衰退が進む一方、東京は情報・機会・資本が集中し続ける。しかし逆説的に、東京の若者ほど「窒息感」を感じている。選択肢が多すぎて選べない、比較が激しすぎて自信を失う、横並びの競争に疲弊する。そういった声が増えている。

Z世代は「失われた30年」を見て育ち、物質的な豊かさよりも「意味」と「つながり」を重視する。求めているのは答えではなく「問い直す場」だ。DAO祭は、その問い直しを祭りという形で可能にする。

03

企画書は、2026年6月の現在地から1万人規模の祭りまでを、4つの段階で描いている。

  1. 01

    Step 0 · 2026年 進行中

    竹あかりの現場参加

    香川県琴平町での竹あかり制作、古民家改修、AI活用芸術祭の共同企画。熊本を拠点に月間100万人規模のイベント演出を手がける池田親生氏(CHIKAKEN)と、全国学生ネットワーク(約2,000名)が協働する。

    • 目標参加者 20名+
    • SNSリーチ 1万+
    段階 1
  2. 02

    Step 1 · 2026年7月(目処)

    オンラインイベント

    Zoomウェビナー(90分)と Discord での質疑(30分)。竹あかりの演出家、コミュニティの実践者、地域おこし協力隊のOGなどが登壇し、「面白い生き方」の入口を全国に届ける。

    • 参加目標 200〜500名
    • 「現場に行きたい」率 60%+
    段階 2
  3. 03

    Step 2 · 2026年秋〜冬

    対面イベント 100人

    学生ブース(10〜20チーム)、バッジ制の共通言語ワーク、フィールドワークを組み合わせた対面の実験。会場の候補は北海道・東川町、または都内のハブ。

    • 参加者満足度 4.0/5.0+
    • 地域パートナー 5組+
    段階 3
  4. 04

    Step 3 · 2027年

    1万人規模の多様性の祭り

    メインステージ、地域ブース、学生ゾーン、フードエリア、体験ゾーンの5つで構成する。APバンク型の資金循環と、一般社団法人の設立を合わせて描いている。

    • 参加者 1万人+
    • 地域パートナー 30組+
    段階 4

世界観

「竹という素材が、人と地域と自然をつなぐ。」

池田親生(CHIKAKEN)
04

企画書(2026年6月)が「進行中」として書いている内容です。

竹あかり × 学生コミュニティ

全国47都道府県にキャンパスのネットワーク(約2,000名)を持つ学生コミュニティと、竹あかりの演出家・池田親生氏(CHIKAKEN)が協働している。2023年の熊本城イルミネーション(来場者50万人超)や九州各地の地域フェスティバルで、月間100万人規模の演出実績を持つCHIKAKENは、DAO祭の理念と深く共鳴している。2026年6月より、香川県琴平町を舞台に具体的なプロジェクトが動き出した。古民家の改修ワークショップ、竹あかりによる地域の夜間イベント、芸術を学ぶ学生たちとのAI活用芸術祭。「地域の記憶」をAIで可視化し、竹あかりと組み合わせた没入型のインスタレーションを、共同で制作している。

地域・自治体のネットワーク

「適疎」という言葉がある。人口密度が低くても、人と人のつながりの密度が高い地域のことだ。北海道・東川町(移住者が増えている)、長野県・原村(農業とテクノロジーの実験場)、山梨県・都留(シェアハウス文化のある若者のコミュニティ)が、現場の候補地として連携を模索している。2026年6月20日には、EXシアター六本木で開催される「ムーブフェス」へ参加し、志を同じくするコミュニティや実践者との横断的なネットワークを進める、と企画書は書いている。

大学・研究機関との連携

法政大学のまちづくり系の研究室と連携し、DAO祭のフィールドワークを授業単位として認定する可能性を模索している。立教大学や早稲田大学のソーシャルイノベーション系のゼミとの連携により、「祭りへの参加」が「学びの現場」として機能する設計が、差別化の一つになる、と企画書は置いている。

05

祭りが祭りを生む。APバンク型の循環

DAO祭は、イベントの収益を地域の社会的なプロジェクトへ還流し、その返済が次のイベントの資金になる、という循環型のファンディングを採用する。参考にしているのは、坂本龍一と小林武史が主宰した「APバンク」。音楽フェスの収益を一般社団が集約し、サステナブルな事業者に低金利で融資し、返済された資金で次の活動を支える循環を、20年以上維持してきた仕組みだ。

  1. 01

    イベント収益

    参加費と協賛

  2. 02

    一般社団法人

    DAO祭の運営主体

  3. 03

    地域の事業へ

    低金利の融資・出資

  4. 04

    返済・配当

    次のイベントへ

学生が担い手になる仕掛け

  • 学生ブース

    学生チームが自分のプロジェクトや研究を展示し、発表する。メンタリングと資金の補助を付ける。

  • バウンティ型のタスク

    運営のタスクをポイント制のオープンボードに出し、参加者が自由に引き受ける。

  • 地域プロジェクトへの接続

    フィールドワークや竹あかりの制作へ、継続して参加できる窓口を用意する。

スポンサーシップと価値の交換

  • フィールドパートナー

    地域の企業・自治体

    フィールドワークの場所と体験プログラムを出す。DAO祭との共同発信と、人材のマッチングを得る。

  • コンテンツパートナー

    研究機関・NPO

    ワークショップ、トーク、制作物を出す。Z世代へのリーチと、活動が社会に見えることを得る。

  • ファンドパートナー

    スタートアップ・事業会社

    資金協賛(30〜100万円)。人材を見つける機会、ブース出展、報告書への掲載を得る。

06

DAO祭で一番価値があるのは、メディアに出ない「静かな実践者」の話だ、と企画書は書いている。

  1. 01

    登壇・コンテンツ

    地方で活動する起業家、NPOの代表、農家、アーティスト、研究者、地域おこし協力隊のOB・OG。発表の形式も尺もテーマも、一緒に設計する。まず連絡してほしい、と企画書は案内している。

  2. 02

    場所・地域

    「学生に来てほしいが、入口がない」という地域の担当者へ。場所をフィールドとして出してもらえると、全国の学生をつなぐ仕組みごと持ち込める、と書いている。

  3. 03

    協賛・資金

    金額の大小は問わない。「こういうことに使ってほしい」という意図のある協賛も歓迎する。フィールド、コンテンツ、ファンドのメニューから選べる形式を準備している。

  4. 04

    共同主催・運営

    つくる側に入りたい学生と若手社会人へ。企画書は、7月のオンラインイベントの運営チームを募集していると書いている。デザイン、広報、SNS、MC、記録。週2〜4時間から。

  5. 05

    大学・ゼミ

    授業やフィールドワークの単位として、DAO祭への参加を認定することを検討している教員へ。社会起業、地域社会学、まちづくりのゼミとの連携を積んでいく。共同でカリキュラムを設計することもできる、と置いている。

企画書に書かれた日程

  1. 2026年6月20日

    ムーブフェス(EXシアター六本木)

    志を同じくするコミュニティや実践者とのネットワーキング。登壇者とパートナーを探す。

  2. 2026年7月(目処)

    オンラインイベント #01

    実践者4〜5名が登壇するオンラインのトーク。参加目標は200〜500名。企画書の時点では、登壇者と広報のパートナーを募集している。

  3. 2026年秋〜冬

    対面イベント(100人規模)

    学生ブース、共通言語のワーク、フィールドワークを組み合わせる。開催地は調整中、と書かれている。

  4. 2027年

    多様性の祭り(1万人)

    一般社団法人の設立と合わせて、本格的な大規模な祭りを開催する予定、と置いている。

参加

「一緒に動きたい」「話を聞いてみたい」という方は、このサイトのお問い合わせか、info@gugenlab.com へ。

企画書の原文(2026年6月)

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