人間が、人型ロボットとリングで殴り合う。ロボット格闘を手がけるREKが、インフルエンサーのフランキー・ラペンナと「ターミネーター」と呼ぶロボットの対戦映像を公開しました。
誰が企画したのか
企画を手がけたのは、Robot Entertainment Kombat、通称REKです。CEOのCix Livは、今回共有された動画の投稿者でもあります。
REKは、人が操縦するヒューマノイド、つまり人型ロボットを使った格闘興行を展開しています。公式サイトには、サンフランシスコや東京など9都市、計13イベントの開催実績が掲載されています。
出ているロボットは何か
REK公式が今回の対戦相手として紹介したのは、金属の骨格を思わせる頭部を備えた「ターミネーター」です。
Livは以前、同様の外観の機体を「T800」として紹介し、頭部だけでなく外装も変更したと説明していました。今回の映像も、このT800系のカスタム機体とみられます。ただし、使用した個体の正確な製品版や改造内容までは確認できていません。
T800はどんなロボットなのか
T800は、中国のロボットメーカーENGINEAI(众擎)が開発する人型ロボットです。メーカーは格闘動作だけでなく、物流や接客なども想定する汎用ロボットとして紹介しています。
公式の製品仕様は次のとおりです。これは市販モデルの公表値で、今回の対戦個体を測定した数値ではありません。
| 項目 | メーカー公表値・説明 |
|---|---|
| 身長 | 173cm |
| 重量 | 製品版によって75〜85kg |
| 関節の自由度 | 基本版は25。Pro版は本体29+両手14 |
| 最大関節トルク | 450N·m |
| 動作例 | 連続パンチ、回し蹴り、跳び蹴りなど |
| 冷却 | 脚の関節に能動冷却を採用 |
「自由度」は、関節を独立して動かせる方向の数です。「トルク」は関節を回す力の強さを示し、パンチの威力そのものを表す数値ではありません。T800は人間に近い大きさの身体と多くの関節を使い、複数の動作をつなげられる設計です。
AIが自分で判断して戦っていたのか
今回については、人間の操縦が入っています。攻撃の指示、姿勢制御、動作の実行をどのように分担していたか、操縦者が何人いたか、通信にどれほど遅延があったかという詳細は、明らかになっていません。
※2026年9月21日時点で確認できた公開情報に基づきます。勝敗はREKの説明、機体仕様はメーカー公表値です。




