課題

トリミングなどのサービス予約を、電話と紙で受けていました。

受けた予約を台帳に書き、スタッフの空きと部屋の空きを見て組み替える。店舗ごとにやり方が違い、本部からは全体の稼働が見えない。予約が重なれば当日に調整が走り、その連絡もまた電話でした。

打ち手

予約の受付からスケジュール調整までを一つのシステムにまとめました。

  • 予約の受付と変更
  • スタッフ・店舗・設備の空き状況にもとづく枠の管理
  • 店舗・スタッフ・顧客を管理する画面

AIは入れていません。ここで効くのは予測でも生成でもなく、同じ情報を全員が同じ画面で見られることだったからです。

課題によっては、AIを使わないほうが速く確実に解けます。「AIで何かできませんか」から入らず、何に困っているかから設計します。

進め方

現場のやり方を先に見ました。紙の台帳には、システムの仕様書には現れないルールが書き込まれています。この犬種は時間がかかる、この組み合わせは同時に入れない。そうした暗黙のルールを拾わずに作ると、便利なはずのシステムが現場では使えません。

拾ったルールのうち、システムで縛るものと、人の判断に残すものを分けました。全部を自動化しないほうが現場は回ります。

この事例から言えること

業務システムは、機能の多さではなく現場が使い続けられるかで決まります。今のやり方をそのまま置き換えるのではなく、何を残して何を変えるかを一緒に決める工程が要ります。

【公開前に埋める】店舗数・スタッフ数の規模/開発期間と体制/導入後に何がどれだけ変わったか(実数)