
Claude Code開発チーム、AI中心のコードレビュー体制を公開
AI蝦名樹読了 3分AnthropicのClaude Code開発チームは10月15日、AIが大量に生成するコードを確認する社内の仕組みを公開しました。コードの読み取りや不具合の発見をAIに任せ、変更の危険度に応じて人間が確認する体制です。
AnthropicのClaude Code開発チームは10月15日、AIが大量に生成するコードを確認する社内の仕組みを公開しました。コードの読み取りや不具合の発見をAIに任せ、変更の危険度に応じて人間が確認する体制です。
同チームによると、6月から9月にかけて、取り込まれた変更提案の件数は2倍以上に増えました。一方、取り込み後に変更を取り消す必要が生じた割合は40%超減ったとしています。これは同社の内部実績であり、他社でも同じ結果になると検証されたものではありません。
AIが書いたコードを、別のAIが確認
コードレビューとは、プログラムの変更を確認し、不具合や設計上の問題を探す作業です。AIによってコードを書く速度が上がると、その確認が開発の待ち時間になりやすくなります。
Claude Codeチームでは、変更提案を出す前からテストなどで動作を確かめ、別のAIにも変更内容を確認させます。その後も、不具合のレビュー、セキュリティ確認、自動テストを重ねます。
複数のAIが見つけた問題は、さらに別のAIが確かめます。誤った指摘を減らし、人間が判断すべき問題に注意を向けられるようにする仕組みです。
人間の承認は危険度で変える
社内では、信頼された開発者による低リスクの変更について、自動確認を通過すれば人間の承認を必須にしていません。通常の製品変更などは1人、最も危険度の高い変更は2人の確認を求めます。
人間の確認が必要な枠を、AIの承認で代替することはできません。AIに変更を指示した人が、その結果に責任を持ちます。公開後の問題に備え、段階的な提供や素早い取り消しも組み合わせています。
AI同士の修正が終わらない問題も
自動化にも課題があります。同チームでは、AIによる指摘と修正が一晩で50回以上続いた例がありました。
このため、レビューが3回に達したら進め方を見直すよう促すなど、確認を終わらせるための対策も導入しています。問題を見つける能力に加え、不要な修正を増やさないことも運用上の課題になっています。
公開版はTeam・Enterprise向け
GitHub上の変更提案を確認する「Code Review」は、Team・Enterpriseプラン向けに一般提供されています。組織の管理者がClaude GitHub Appを導入し、対象のリポジトリを設定して利用します。
確認の深さはQuick、Standard、Deepの3段階です。複数のAIが変更箇所と周辺のコードを読み、指摘を検証して重要度順にコメントします。ただし、このサービス自体はコードを実行してテストするものではありません。
また、公開版は変更の承認や取り込みを自動で決めません。今回紹介された社内の承認体制とは区別する必要があります。個人向けには、Claude Codeのセッション内で使う軽量な「/code-review」も用意されています。
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出典:Anthropic公式開発ブログ、Claude Code公式ドキュメント。





