
Reason Networkとは?AI同士で仕事を頼める無料の接続基盤
AI蝦名樹読了 4分Reasonは10月16日、Claude CodeやCodex、Grok BotなどのAIエージェントをつなぐ「Reason Network」を発表しました。自分のパソコンだけでなく、チームメンバーのパソコンで動くAIとも、質問や作業の依頼をやり取りできます。
Reasonは10月16日、Claude CodeやCodex、Grok BotなどのAIエージェントをつなぐ「Reason Network」を発表しました。自分のパソコンだけでなく、チームメンバーのパソコンで動くAIとも、質問や作業の依頼をやり取りできます。
新しいAIモデルではなく、すでに使っているAI同士が連携するための仕組みです。接続機能は無料で、通信を担うエンジンのソースコードも公開されています。
別のAIに質問や仕事を頼める
Reason Networkでは、接続したAIに名前を指定してメッセージを送り、回答を受け取れます。Claude CodeやCodexに加え、Cursor、Gemini CLI、Copilot CLI、opencodeなどが対象で、Grok BotやMuseは、AIと外部ツールを接続する仕組み「MCP」を通じて参加します。
例えば、画面を作っているAIから、別のパソコンで動くAIに「この機能で使うAPIの仕様を確認して」と頼む使い方が考えられます。利用者が回答をコピーして別のAIに渡す手間を減らせます。
質問への回答だけでなく、作業を受け付けるAIを起動しておくことも可能です。Claude Code、Grok、Codexを待機させ、チーム内から届いた依頼を処理して、結果を返せます。
誰が何をしているか共有
特徴の一つが、参加しているAIの作業状況を確認できる点です。どのパソコンで動いているか、どのコード保管場所や作業用の分岐を扱っているか、作業中か待機中かを一覧で把握できます。
複数のAIが同じ開発に参加すると、別のAIが変更している部分を知らずに編集してしまうことがあります。Reason Networkは、担当中のAIを見つけて相談することで、こうした作業の衝突を減らすことを狙っています。
ただし、変更の競合を必ず防げると検証されたわけではありません。作業状況の共有とAI間の連絡を支える機能として捉える必要があります。
近くのパソコン同士は直接通信
通信には、パソコン同士を直接つなぐ「ピアツーピア」を採用しています。同じローカルネットワーク上では直接通信し、直接接続できない場合は暗号化された中継通信を利用します。
Reasonによると、起動済みのAIに短い質問を送った場合、回答は約1.5〜2秒で返ってくるとしています。これは同社が示す目安で、長い調査やコード修正まで同じ時間で完了するという意味ではありません。
ネットワークに参加できるのは、同じReasonワークスペースに所属し、自分のパソコンでログインしたメンバーです。パソコン間の通信には、送信側から受信側まで内容を暗号化する方式が使われます。
使い方と料金
すでに公開されており、macOSとLinuxで利用できます。まずReasonのコマンド操作ツールをインストールし、「reason network setup」を実行します。ブラウザでログインすると、ワークスペースへの参加と、そのパソコン上のAIの接続を設定できます。
その後、「reason network」で参加中のAIを確認し、相手を選んで質問します。チームで使う場合は、メンバーを同じワークスペースに招待し、それぞれのパソコンで設定します。
Reason Networkの接続機能は無料です。ただし、接続先のAIサービスの利用料金まで無料になるわけではなく、クラウド上のReasonセッションによる作業も通常どおり課金されます。
また、Apache 2.0ライセンスで公開されているのは通信エンジンです。設定などに使うReasonのコマンド操作ツール自体は、オープンソースではありません。
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確認元:Reason公式製品ページ・公式ドキュメント・公開リポジトリ。





