
Jev 1.14とは?画像を見て判断できる自動化向けAI
AI蝦名樹読了 3分TypeSafe AIは2026年10月14日、ソフトウェア内の判断を担うAIモデル「Jev 1.14」を公開しました。多言語対応などを改善したほか、画像入力、画像内の位置を返す機能、長い入力を扱う機能を実験的に開放しています。
TypeSafe AIは2026年10月14日、ソフトウェア内の判断を担うAIモデル「Jev 1.14」を公開しました。多言語対応などを改善したほか、画像入力、画像内の位置を返す機能、長い入力を扱う機能を実験的に開放しています。
文章を書くより、処理を判断するAI
Jevは、ソフトウェアが次に行う処理を判断するためのAIです。質問に対して、プログラムが扱いやすい形式の結果と、判断の確かさを示す情報を返します。
例えば、問い合わせの内容から担当部署を選んだり、申請が条件を満たしているかを判定したりする使い方が考えられます。確かさが低い場合だけ人に確認を回すなど、業務の流れに組み込めることが特徴です。
画像を判断材料にできる
今回の更新では、文章に加えて画像を渡せるようになりました。画像は、判断対象となる情報だけでなく、指示や判定基準にも組み込めます。
例えば、商品写真と見本を比較するなど、画像を含む条件判定への応用が考えられます。画像入力は新モデルだけの機能ではなく、従来の「Jev 1.13」でも実験的に利用できます。
一方、TypeSafe AIは、画像を含む処理は文章だけの場合より精度が下がると説明しています。複雑な問いを一度に渡すより、単純な問いに分けることを推奨しています。
画像内の場所も返せる
Jev 1.14には、新しい出力形式「box」も追加されました。これは、対象の位置を囲む一つの長方形の領域を返す機能です。
これにより、条件に合うかどうかの判断に加えて、画像のどこに対象があるかを扱う用途へ範囲が広がります。ただし、出力形式が正しいことと、対象の位置を正しく認識できることは別です。実際の画像で精度を確かめる必要があります。
最大約26万トークンに対応
一度に扱える情報量も、実験設定で拡張できます。通常はリクエスト全体で64K、個々の質問では32Kトークンですが、設定を有効にすると両方が262K、約26万トークンになります。トークンは、AIが文章を処理する際の単位です。
長い文書を渡しやすくなる一方、公式資料では、通常の上限内で使う場合より遅くなり、精度も下がると説明されています。長い入力が必要な処理に限って使う設計が求められます。
使い方と料金
主な対象は、アプリや業務システムを開発する人です。TypeSafe AIの開発者向けコンソールでAPIキーを用意し、APIやPython・JavaScript向けの開発用ライブラリから利用します。
Jev 1.14は、モデル名に「jev-1.14.0」または「jev-preview」を指定して呼び出せます。料金は入力100万トークン当たり0.042ドルで、出力トークンは無料です。
画像入力と長い入力は、APIリクエストに専用の設定を追加して有効にします。今回の追加機能は実験段階であり、TypeSafe AIは本番業務での利用を保証する品質には達していないとしています。
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確認した一次ソース:TypeSafe AI公式発表、モデル仕様・料金。





