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ClaudeのOpenTelemetry対応とは? AIの処理を追跡できる新機能

AI蝦名樹読了 3分

Anthropicは10月14日、Claude Platformで、AIの処理記録を外部の監視基盤へ送るOpenTelemetry対応の公開ベータを発表しました。Claudeへの依頼やツールの実行を記録し、AIアプリの遅延やエラーの原因を調べやすくする開発者向けの機能です。

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Anthropicは10月14日、Claude Platformで、AIの処理記録を外部の監視基盤へ送るOpenTelemetry対応の公開ベータを発表しました。Claudeへの依頼やツールの実行を記録し、AIアプリの遅延やエラーの原因を調べやすくする開発者向けの機能です。

AIが何をしたか追跡できる

AIアプリでは、回答を生成するまでに、モデルへの問い合わせや外部ツールの実行が何度も発生します。問題が起きても、最終的な回答だけでは、どの工程で時間がかかったのか分からない場合があります。

OpenTelemetryは、こうした処理の記録を共通の形式で集める仕組みです。一連の処理を「トレース」、その中の個々の工程を「スパン」として記録し、動作をたどれるようにします。

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今回の対応では、Claude APIが実行するモデルへのリクエストやツール利用を記録できます。対象は、会話や文章生成に使うMessages APIと、エージェントの実行基盤であるClaude Managed Agentsです。

コードを変えずに監視を始められる

特徴は、Claude Consoleで送信先を設定すると、API側の処理記録をアプリのコードを変更せずに外部へ送れることです。

開発用ライブラリであるClaude SDKから記録する方法も用意されています。こちらでは、アプリ側で実行するリクエストやツール処理を記録し、自社システムの処理と合わせて確認できます。

例えば、利用者の操作からClaudeへの問い合わせ、ツール実行までをひと続きに追跡できれば、応答の遅れがどこで発生したのかを調べやすくなります。

送る情報の範囲を選べる

記録は、処理に関する情報を中心に送る方式と、入力や出力の内容も含める方式から選べます。SDKでは、初期設定でプロンプトや回答本文を含めない方式になっています。

内容まで記録すると、不適切な入力や想定外の回答の調査に役立ちます。一方、送信した記録は外部サービス側で保管されるため、顧客情報などを扱う場合は、送る内容と送信先の管理条件を確認する必要があります。

誰が使えて、どう始めるのか

主な対象は、Claude APIを使ってアプリや業務用エージェントを開発・運用する人です。

API側から記録を送るには、Claude Consoleの組織管理者がOpenTelemetry設定を開き、送信先と認証情報、対象の作業領域を登録します。接続テストで記録が届くことを確認した後、実際のリクエストを監視できます。

現在はベータ提供です。確認した公式資料では、この機能固有の料金や正式提供日は明示されていません。また、SDK側の設定や記録形式は変更される可能性があり、Anthropicは利用するSDKのバージョンを固定するよう案内しています。

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